『Rubedo.ΘΩΘ. - Hafnia』の感想に、
「深海で流れている音や、宇宙に飛び散るノイズ(宇宙は真空で無音ですので、想像上の)とはこんな感じなのかな?」と感じさせる、人間社会から隔絶されたような静寂さとノイズが融合されたようなアンビエントでした。
と書いたので、深海や宇宙の音が気になってきました。
YouTubeで「深海の謎の音」で検索したら、水中で録音されたという動画を見付けました。
未知の生物?! 未だ解明されない海底からの異常音10選
スローダウン
一つ目は、1995年5月に南極半島沖の水中録音機が録音した、「スローダウン」と呼ばれる音です。
「スローダウン」と呼ばれるこの音は、1995年5月、南極半島沖の水中録音機が捉えたもの。
この音は何度も聞かれており、その不気味な下降波数は、約5000キロ離れた3つのセンサーで検出された。
音は数分間にわたり、周波数が下降しており、周波数の変化を聞き取りやすくするために、16倍速で公開された。
この音の分布は、氷の摩擦振動に似ているという意見もあり、数千キロ離れた氷床が割れて海底に落ち、海を振動させた音ではないかと考えられている。
だが証明されていないため、この不思議な減速音は、いまだに解明されない海の音に分類されている。
最初からボコボコ鳴るリズムは「スローダウン」ではなくBGMなんでしょうか?
「スローダウン」は、海底から鳴っている地響みたいな感じがします。不安になるというより落ち着くのは自分だけでしょうか?
画像が不気味でホラーなんですが。
魚の鳴き声
二つ目は、水中で録音された魚の鳴き声です。
驚くことに、ほとんどの魚には鳴き声があるという。
だが人間の耳は、海の中の鳴き声を全て拾えるわけではない。
毎日夕暮れと夜明けに合唱する魚が存在し、現在、約800種の魚が何らかの音を出していることが確認されている。
海中の騒がしい場所で、叫び合う魚もいるという。
「魚の鳴き声」と知らなければ、壊れた電子機器のノイズだと勘違いしていたかもしれません。
それにしても、魚が鳴く事は知りませんでした。『トリビアの泉』だったら「へぇボタン」を連打していたかも。
謎の音
三つ目は、1997年にアメリカ海洋大気庁(NOAA)が初めて録音した謎の音です。
この動画では、原音の10倍速で再生された音が流れます。
まだ判明してはいないが、恐らく海底火山の噴火の音と考えられている。
海底火山は世界各地にあり、このような極限環境でしか生息しない海洋動物も存在する。
多くの海底火山は、中央海嶺と呼ばれる海洋プレートの近くにある。
深海の潜水艦に一人取り残されたような寂しさと不安を掻き立てられる音ですね。
ノック
四つ目は、この動画が投稿された2022年の数年前に、飼育されていた「ノック」という名のシロイルカが泳いでいるところを録音したものです。
シロイルカは海のカナリアと呼ばれるほどだが、ノックはかなり買く、音で人を祝福してくれるという。
ノックは、オウムのように人の声のリズムやトーンを真似る不思議な能力を持っていた。
酔って歌い出すオヤジのような声であるが、彼は監禁されていたため、人間の声を聞かざるを得なかったことが原因と考えられる。
無線のノイズ混じりに聞こえる人間の声という感じの甲高い音です。
ブループ
五つ目は、NOAAが1997年に録音した超低周波の異常音です。
まだ発見されていない海洋哺乳類ではないかと推測した研究者が「ブループ」と命名しました。
南米の南海岸で数回発生し、あまりの音の大きさに5千キロ以上離れた場所でも聞こえたという。
音は、既知の生物の鳴き声に似ていたが、海で最一番大きいシロナガスクジラでも出せない大きな音であった。
まだ発見されていない海洋哺乳類ではないかと推測した研究者が「ブループ」と命名。
その後、発生源が南米沿岸から約千キロ離れた、太平洋の片隅であることが判明。
(中略)
2012年NOAAは、大きな氷山や氷河が割れて発生する氷震のノイズと一致すると判断したが、その確証は得られていない。
シロナガスクジラだとの意見もあるが、これまでこの生物の音が5千キロ離れたところから聞こえたことはなく、ある者は新種クジラの音ではないかと主張するが、いぜん謎のままである。
深海から泡が絶え間無く湧き出て来るような音ですね。
トレイン
六つ目は、1997年3月に録音された未確認音です。列車の車輪が線路にこすれる音に似ていることから、「トレイン」と名付けられました。
列車の車輪が線路にこすれる音に似ていることから、「トレイン」と名づけられた。
科学者によれば、氷山が海底をこすり衝撃波を発生させ、音を出しているというが、多くの人は納得せず、海底に生息する巨大生物が原因だと信じる者もいる。
たしかに深海からは毎年新しい生物が見つかっており、その可能性は否定できない。
私には、氷山が海底をこすり衝撃波を発生させた影響で出ている音でもなく、海底の巨大生物の声でもなく、森の生き物の声のように聞こえました。
バイオダック
七つ目は、何十年もの間、春と冬に録音されていた「バイオダック」と命名された音です。
この音は1960年代から聞こえていたため、”ずっと研究者を悩ませていた。
機械仕掛けのアヒルの鳴き声のようであり、「バイオダック」と命名された音は、何十年もの間、春と冬に録音されていた。
だが2014年、ようやくこの不思議な音に対する解答が得られたようだ。
2頭のクジラに音響データを収集するセンサーが取り付けられ、一方は18時間、もう片方は8時間記録。
取り付けたクジラは、他のクジラと一緒に5~40頭の群れで移動し、基本的にずつと食事をしていた。
データからは合計32の鳴き声が記録され、実は南極のミンククジラの鳴き声だったことが判明。
モンゴルの伝統的な歌唱法「ホーミー」を彷彿とさせる神秘的な音ですね。ミンククジラってこんな鳴き声をするんですね。また「へぇボタン」を連打しますね。
ジュリア
八つ目は、「ジュリア」と呼ばれる、1999年3月に録音された音です。
1999年3月に録音された「ジュリア」も、ホラー映画で聞こえてきそうな音であった。
以来、南アメリカ大陸の沖合で毎年1度、不気味な水中音が聞こえ、様々な憶測が飛び交っている。
何かが吠えているように聞こえるため、ジュリアは巨大な海洋生物だと信じる者も多い。
当初は何の音か不明であったが、研究者が原因を特定したと主張。
これは、南極沖で座礁した氷山の音であるという。
だが、音は非常に大きく、太平洋に設置された音響監視システム(SOSUS)全体で聞くことができるほどであった。
なら、これは何の音なのか。
さらにNASAの衛星が撮影した写真には、南極のアデア岬南西を移動する巨大な影が写っていた。
なんとジュリアが聞こえた位置と、同じ海域である。
影はエンパイアステートビルよりも大きいと言われているが、結局は普通の海の生物であると片付けられた。
理由はこの大きさの動物が存在しないため、魚の群れかコロニーと推測されているが、その証拠もない。
ネットでは未発見の巨大クジラや巨大タコなど諸説みられるが、まだジュリアの原因が正確に解明されないため、音も影も謎のままである。
足を掴まれて海底に引き摺り込まれる感覚がする音です。
クジラの歌
九つ目は、ザトウクジラの歌です。
クジラは大変ユニークな海の生物で、中でもザトウクジラのオスは歌を歌うことが知られており、音色もかなり複雑であるという。
彼らは1時間以上も歌うことがあり、メスへの求愛活動とも言われているが、正直なぜ歌うのかは、よく分かっていない。
オスの歌は、季節によって変わる。メスはノイズを出すことはできるが、オスだけが歌うようだ。
クジラには声帯がないので、どのように音を出しているのかは不明である。
何だか寂しげな鳴き声に聞こえました。
アップスイープ
十つ目は、1991年8月に太平洋海洋環境研究所が音響監視システムを開始した時に録音され、「アップスイープ」と呼ばれている音です。
この動画では、原音の16倍速で再生された音を流してます。
海はまだ9割以上も探索されていない場所があり、未確認の生物もたくさん存在すると言われている。
この音は「アップスイープ」と呼ばれ、1991年8月に太平洋海洋環境研究所が音響監視システムを開始した時に録音された。
春と秋に音が大きくなる季節的なものらしいが、季節の変化が音の原因なのか、それとも海に潜む何かから発生しているのかは不明である。
さらに奇妙なのは発見以来、音の大きさが年々減少しているという。
(中略)
これは海底火山の泡が洞窟や壁に閉じ込められ、奇妙な音を出している可能性もあるというが、この音は太平洋の最深部から発生しているようで、さらに季節性があるため謎が深まっている。
海底に棲む巨大な生物の鳴き声みたいな奇妙な音ですね。
マリアナ海溝の音
十一つ目は、2014年にマリアナ海溝で収録された音です。
2014年、マリアナ海溝から奇妙な音が聞こえ、何年間も、この音が何か突き止めることができなかった。
未確認生物の音ではないかと言われていたが、オレゴン州立大学の研究者が、ヒゲクジラの未知の鳴き声かもしれないとの論文を発表。
低周波のうめき声はヒゲクジラのものと分かるが、8000ヘルツの高周波がかなり独特であり、
この幅広い周波数に研究者も困惑。
日本とオーストラリアの間にあるマリアナ海溝は、地球上で最も深い場所であり、最近まで、この深海は静かだと思われていたが、近年行われた別の調査で、実は音で騒がしい場所であることが分かった。
NOAAの海洋学者は「自然界と人工のもの両方から、ほとんど絶え間なくノイズが発生している」と語る。
クトゥルフ神話に出て来そうな得体が知れない不気味な生き物が、闇に誘うような音ですね。





